【豊臣兄弟!】光秀・秀吉、涙の茶室。“主”は違えど忠義は同じ…始まる豊臣の「天下への道」 (7/8ページ)

Japaaan

「死ぬ」場面は見せずあえてぼかした終わりとなった光秀の最期。(NHK「豊臣兄弟!公式サイトより)

羽柴与一郎の死も己が「覇道の者」を決意する理由に

初陣で愛する息子・与一郎(大西利空)失い、「なんのために侍になったんじゃ」と慟哭する小一郎。

「偉くなってもちっとも変わらん。」戦で大切な人を失ったあの頃とはまったく変わってない。何のために侍となり、何のために戦っているのか…と。原点は忘れてはいませんでした。

秀吉は小一郎を抱きしめ「この世は何かが間違っておる。だから、わしが変える。」といいます。

「まだ我々の秘め事。信雄殿(山脇辰哉)でも信孝殿でもない。このわしが上様の想いを継ぐ」と。

もともと、秀吉は農民出身なので「代々、子が家を継ぐ」という概念が薄かったともいわれています。

とうてい上様には及ばなそうな二人の息子を見て、「自分がみたかった上様の世」はとてもではないが作れまいと判断し、覇道の者の後を継ぎ、覚悟を決めた秀吉。

第25回『変事の予兆』で、「天下一統の情けなどいらぬ。 血も涙もなき、覇道の者。 それが…織田信長よ」と、暗い表情で目の光を失った信長が安土城で行っていた言葉を思い出します。

その、道を今秀吉が継ぐ。あのときの信長が乗り移ったかのようでした。

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