【豊臣兄弟!】22歳で散った長宗我部元親の天才後継者・信親とは?武勇を奮った若武者の壮絶な最期 (1/5ページ)
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」新キャストの発表で、長宗我部信親(ちょうそかべ のぶちか)を林裕太が演じることになりました。
果たして彼はどんな人物で、どんな生涯をたどったのでしょうか。今回は信親の活躍を紹介、大河ドラマをより楽しむ予習になれば幸いです。
将来を嘱望された若武者
『絵本豊臣勲功記』より「信親父を説んと欲して内府諸将の敵陣を穿ちて高知の城に赴く」の図。
長宗我部信親は永禄8年(1565年)、土佐の戦国大名・長宗我部元親(磯部寛之)の嫡男として誕生しました。生母は正室の石谷氏(石谷光政女)と言われます。
幼名は千雄丸、幼いころから利発で文武に秀で、礼儀正しく少年だったそうです。
元親は信親の将来を嘱望し、後継者として英才教育を施しました。
剣術・馬術・弓射・槍術・薙刀などの武芸はもちろん、笛・太鼓・鼓・謡・蹴鞠・囲碁にいたるまで、各国から一流の師範を招いて学ばせたと言います。
真綿が水を吸い込むように成長していく信親の様子は末頼もしく、家臣や領民たちも慕っていました。
やがて天正6年(1578年)に元服し、通称を弥三郎と名乗り、諱を信親とします。