『豊臣兄弟!』後半の鍵を握る「浅井三姉妹」茶々・初・江——秀吉に翻弄された波乱の生涯 (5/12ページ)
長政と市の娘、浅井三姉妹の次女・初(田牧そら)(写真:NHK大河「豊臣兄弟!」公式「X」より)
夫とは夫婦仲がよく血縁の子女教育に熱心初は、天正15年(1587)18歳頃のときに秀吉の計らいで、7歳年上の京極高次へ嫁ぎます。
高次は、浅井長政の姉・京極マリアの長男でお初とは従兄弟同士。小谷城で生まれているので幼馴染でもありました。
京極高次は、本能寺の変の折には明智光秀に味方をするなど、先見の明がある武将とはいえなかったようです。
けれども、高次の妹・竜子が秀吉に気に入られたり、妻・初のおかけで大名として出世したりなどで、「女性のお尻が光って出世した『蛍大名』」などという不名誉なあだ名をつけられてしまいます。
そんな初と京極高次の夫婦仲はとてもよかったとか。二人の間に子供は授からなかったものの、初は側室の息子を引き取り京極家の嗣子として育てます。その子・のちの京極忠高はお初を誰よりも慕っていたそうです。