【豊臣兄弟!】「私を娶れ」勝家との祝言決意が意味するもの…広がるお市ロス、悲劇へ向かう誇り高き生涯 (6/10ページ)

Japaaan

浅井滅亡により保護される

長政の介錯を務めるお市。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK

かくして夫や娘たちと幸せに暮らしていたであろうお市ですが、元亀元年(1570年)に兄の信長が朝倉義景(鶴見辰吾)を攻めると、状況は暗転します。

浅井長政は織田よりも朝倉との盟約を選び、信長らの背後を急襲しました。苦境に陥った信長は一目散に逃走し、殿軍を務めた秀吉の奮戦「金ヶ崎の退き口(かねがさきののきぐち)」は、多くの戦国ファンを魅了しています。

『朝倉家記』によると、お市は信長に浅井の裏切りを伝えるため、陣中見舞いとして小豆を入れた袋の両端を縛ったものを贈りました。信長は「袋の小豆≒挟み撃ちにされますから、お逃げ下さい」というメッセージを感じとって逸早く逃げ出したと言われますが、これは後世の創作でしょう。

窮地を脱した信長は姉川の合戦で浅井・朝倉連合軍を撃破し、天正元年(1573年)に長政を滅ぼします。

劇中では自害する長政をお市が介錯(斬首)するという斬新な展開で視聴者を驚愕させましたが、実際には小谷城から脱出し、実兄の織田信包に保護されました。

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