『豊臣兄弟!』逃げずに26歳で散った織田信忠(小関裕太)…ドラマでは描かれなかった “幻の天下人” の最期 (5/11ページ)

Japaaan

織田家当主として、信長の息子としてのプレッシャーから、「三木城の者は一人残らず打ち取れ!」とあえて信長をなぞって信忠様は苛烈なことを命令した……そんなふうに、官兵衛は見抜いていたように思えます。

淡々と表情を変えずに官兵衛の言葉を受け止めていた信忠ですが、一瞬ふと視線を下に落としてから「好きにいたせ」と言いました。父への依存やプレッシャーが解けた瞬間。

奇しくも、この日は6月21日(日)は「父の日」でした。

この回は、官兵衛は息子・松寿丸(森優理斗)と1年ぶりに再会。そして、信忠は「父上なら」と頼ってしまう自分の中の父から離脱。

それぞれの「父と息子」のあり方がテーマに流れていたのが記憶に残っています。

『信忠様のお考えをお聞かせくださりませ。』と迫る黒田官兵衛。(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)

謀反人の子で・いとこの信澄にみせた気遣い

第25回『変事の予兆』で、安土城が完成し信長は家臣たちを集めました。

安土城築城にて総普請奉行を任された丹羽長秀(池田鉄洋)の功績を讃えるシーンで、突然、信忠が信長に向かい「父上、信澄も褒めてやってください」といいました。

信孝が、微妙に不満そうな冷たい目付きだったのと、お市(宮﨑あおい)が厳しい付きだったのが印象的でした。

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