朝ドラ『風、薫る』迫る戦争の影…多江の決断と、歴史を変えた「篤志看護婦」たちの知られざる史実 (7/7ページ)

Japaaan

(日本赤十字社における看護服装の歴史 橋爪朋子)

確かに、多くの患者で混沌としている軍病院の中では、高さのある赤十字のマークが付いたキャップに全身白衣姿の看護婦は、すぐにその存在を見つけられると思います。

プロとしての威厳も漂っているので、怪我や病気で弱っている患者からは、心強く頼もしく見えるのではないでしょうか。

「看護婦」武内桂舟 浮世絵検索

広島の軍の病院で篤志看護婦として働く多江。(NHK「風、薫る」公式サイトとより)

最後に…

第22週の予告では、洋装にエプロン姿で病院にて看護をする大山捨松の姿も見かけました。(前項でご紹介した「日本赤十字社篤志看護婦人会」の発起人名簿には大山捨松の名前があります。)

ひとときの平和だった時代が終わり、これから本格的に戦争が始まり、それぞれの身の上に変化が生じて混沌としていくのかと思うと、ちょっと不安に感じます。

けれども、第22週のテーマが『明るい未来』というところに、きっと救いがあるのかもしれません。

参考:
・同志社女子大学「篤志看護婦としての八重」
・福岡県病院協会「ほすぴたる」日本赤十字社における看護服装の歴史
・広島市 Web展示会「疫禍来襲!! 近代以降の伝染病と広島の歴史」
・日本赤十字社 日赤初のボランティア組織【篤志看護婦人会発起人名簿】
・東京家政大学博物館

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