【豊臣兄弟!】史実でお市・勝家・三姉妹の別れはどのように伝わった?秘められた母娘の覚悟と北ノ庄城の真実 (4/8ページ)

Japaaan

この時の信長は、「女のお前にできるものか」と侮ったわけでも、「戯言か」と思って鼻で笑ったわけではありません。

お市の気丈さに「この妹には、間違いなく自分と同じ血が流れておる」と実感した笑いでしょう。ドラマでは弟に謀反を起こされて以来、人間不信になり唯一信頼できる相手としてお市が描かれています。

信長にとって、このお市のセリフは嬉しかったことでしょう。

「義元ごときの首と引き換えにするには、お前はもったいない妹よ」といいつつ、最上級の愛がこもった優しい眼差しで言葉を返しましたね。

あの場面が今回に生きてくるとは。

茶々の言葉や表情には、お市には間違いなく信長の血が、茶々には間違いなくお市の血が流れていることを強く感じる場面でした。

「あんなサルごときにくれてやるには、お前はもったいない娘よ」と愛のこもった優しい口調で茶々を諭します。

自分にそっくりな娘の成長ぶりは、うれしくも頼もしかったのではないでしょうか。

信長とまだ嫁ぐ前のお市。(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)

最期のときを迎え「喜びに満ちている」と伝えるお市

最近は、毅然とした女武将のような表情を見せていたお市ですが、茶々との会話のときは穏やかで、愛情深い母の顔になっていました。こんな慈しみの表情は、まだ子供達が幼かった小谷城のとき以来のような。

「済まぬ。そなたらをまたこのような目に。

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