【豊臣兄弟!】史実でお市・勝家・三姉妹の別れはどのように伝わった?秘められた母娘の覚悟と北ノ庄城の真実 (8/8ページ)
「契りあれば すずしき道に ともないて 後の世までも 事へ仕えん」
という辞世の句を残しています。
意訳:主従の契りがある以上、涼しい道(死出の道)に一緒に付き添って、後の世までもお仕えし続けましょう
勝家へのまっすぐな忠義心が伝わってくる句です。
最後に……
史実では、お市は三姉妹に何を語ったのか、最期にお市と勝家はどのような思いを話し合ったのかなどは、明確ではないよう。
けれども、さまざまな二次史料などをみると浮かび上がってくる母と娘の別れや、短い間ではあったものの最期を共にした夫と妻の思いなどは、しみじみ伝わってくるものがありますよね。
「豊臣兄弟!」第33話『北庄城の別れ』では、第2話『願いの鐘』からずっと登場していたお市ともお別れになります。
あの時は、退屈凌ぎに(というか戰にでる兄の身を案じる不安な心を慰めるため)藤吉郎(池松壮亮)に創作話をさせていたお市。
思えば、遠くに来たなと思いますが、最期を見守りたいですね。
参考:
『賤岳合戦記』
お市の方の生涯 「天下一の美人」と娘たちの知られざる政治権力の実像(朝日新書))黒田 基樹
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