夫婦共働きでも平等ではない?女性の約7割が感じる「負担の偏り」|”共働き格差”の実態調査(第1報) (4/9ページ)
この結果から、若い世代では夫婦ともにフルタイムで働く形が比較的一般的である一方、年代が上がるにつれて、夫はフルタイム、妻はパートタイムという組み合わせが増える傾向が見られます。その背景の一つとして、出産や育児などのライフイベントを機に、女性が勤務時間を短縮したり、パートタイムへ働き方を変えたりすることが考えられます。
なお、夫がパートタイム、妻がフルタイムの組み合わせは0.3〜1.5%、夫婦ともにパートタイムは0.9〜3.3%でした。夫がパートタイムで働く組み合わせは、いずれの年代でも少数にとどまっています。
では、夫婦ともにフルタイムで働いている女性は、なぜ共働きをしているのでしょうか。
3. 共働きの最大の理由は「生活費」、全年代で約7割
続いて、フルタイム共働き女性1,569人に、共働きをしている理由を聞きました。
すべての年代で最も多かったのは「生活費のため」です。20代では66.1%、30代では69.5%、40代では69.3%、50代では68.9%となっており、年代を問わず7割近い女性が理由として挙げています。
次いで多いのが「将来への備えのため」です。20代では43.4%、30代では47.2%、40代では49.4%、50代では50.2%となっています。年代が上がるほど割合が高くなり、50代では半数を超えています。
▼図2:共働きをしている理由(年代別)
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MzE4NyMzNzc3NTAjODMxODdfY2JGY25UUXJuVy5wbmc.png ]
また、年代による違いが目立ったのが「社会とのつながりのため」です。20代では19.0%でしたが、30〜50代では約3割に達しています。