夫婦共働きでも平等ではない?女性の約7割が感じる「負担の偏り」|”共働き格差”の実態調査(第1報) (8/9ページ)

バリュープレス



● 夫婦ともにフルタイムで働く割合は、20代では64.1%でしたが、年代が上がるほど低下し、40代以降では夫がフルタイム、妻がパートタイムという組み合わせが過半数を占めていました
● フルタイム共働きをしている理由は、すべての年代で「生活費のため」が最も多く、7割近くに達しました。一方、30代以降では「社会とのつながりのため」も約3割を占め、年代によって仕事に求める役割が異なる様子がうかがえました
● フルタイム共働き女性の66.5%が、現在の生活で負担の偏りや不公平を感じており、年代別では40代が70.3%で最も高くなりました
● 不公平を感じる内容では「家事の負担」が多く、40代では75.9%、50代では79.6%に達しました

今回の調査から、共働きという働き方が一般化する一方で、家庭内の役割や時間の使い方まで平等になっているとは限らない実態が見えてきました。

特に、夫婦ともにフルタイムで働いていても、女性の3人に2人が負担の偏りや不公平を感じています。その中心には家事や育児の負担がありますが、自分のために使える時間や精神的な余裕にも差が生じている可能性があります。

共働き格差は、夫婦の雇用形態や収入の違いだけで生じるものではありません。夫婦が同じように働いていても、家庭内で担う役割や自由に使える時間に偏りがあれば、女性側には、生活の実感として不公平感が残る可能性があります。

共働きを単に夫婦ともに仕事を持つ状態として捉えるのではなく、家庭内の負担や時間の配分まで含めて、夫婦でどのように支え合うかを考える必要がありそうです。

次回は、負担の偏りや不公平を感じているフルタイム共働き女性にさらに焦点を当て、世帯年収や夫婦間の収入差によって、共働き格差の実態がどのように異なるのかを見ていきます。


◎調査の目的
私どもレゾンデートル株式会社(東京都渋谷区)は、「結婚後の新たな生き方」を提案する既婚者向けメディアやネットサービスの展開を行うシステム開発企業です。現代の夫婦関係のあり方や多様性を把握し、今後のサービス開発に向けた市場動向を探るため、今回の調査を企画しました。
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