夫婦共働きでも平等ではない?女性の約7割が感じる「負担の偏り」|”共働き格差”の実態調査(第1報) (6/9ページ)
▼図3:共働き生活で負担の偏りや不公平を感じるか(年代別)
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詳しく見てみると、40代の不公平感が特に強く、「ある」が41.5%と、ほかの年代を上回りました。「たまにある」と合わせると70.3%に達し、10人に7人が負担の偏りを感じています。40代は、仕事上の責任が増える一方で、子育てや家事など家庭内で担う役割も重なりやすい年代です。夫婦ともにフルタイムで働いている中で、家庭内の負担が十分に分担されていなければ、仕事と家庭の両面で負担が集中し、不公平感を抱きやすくなる可能性があります。
一方、20代で不公平感が「ある」「たまにある」と答えた割合は60.6%で、ほかの年代と比べると低い結果でした。結婚してからの年数が比較的短い人や、まだ子育て期を迎えていない人が含まれることに加え、若い世代ほど家事や育児を夫婦で分担する意識が浸透しているのかもしれません。
では、フルタイム共働き女性は具体的に、どのようなことに負担の偏りや不公平を感じているのでしょうか。
5. 不公平感の中心は「家事」、50代では約8割に
最後に、負担の偏りや不公平を「ある」または「たまにある」と回答した女性1,044人について、どのようなことに不公平を感じるのかを年代別に見ていきます。
多くの年代で最も高かったのは「家事の負担」です。20代では61.1%、30代では63.4%、40代では75.9%、50代では79.6%となっており、特に40代以降で高くなっています。50代では約8割に達し、夫婦ともにフルタイムで働いていても、家事の負担が自分に偏っていると感じる女性が多いことが分かります。