『豊臣兄弟!』降伏した元親を襲う残酷な悲劇…史実に見る四国攻めと秀吉・関白就任の舞台裏 (6/11ページ)
城を包囲して三方から盛んに鉄砲を撃ち込みました。
圧倒的な物量をもって津波のごとく攻め懸かる羽柴勢に対して、忠澄らは死に物狂いで抵抗したため、籠城戦は長期化します。
攻めあぐねた秀長は力攻めをやめ、坑道を掘って水の手を断とうとしました。その工事の様子は大変な規模で、城そのものが連日揺れるほどだったそうです。かくして水源が涸れてしまい、忠澄らはとうとう降伏を決断したのでした。
秀長から元親に降伏を勧めるよう指示された忠澄は、元親らの本陣へ参上して降伏を説きます。
はじめ元親は降伏を受け入れず、家臣たちも口々に忠澄を糾弾しました。しかし領民を思い、また長宗我部家の存続を願う忠澄の心意気に胸を打たれ、ついに元親は降伏を決断したということです。