『豊臣兄弟!』妹を強制離縁、実母すら人質に…秀吉はなぜそこまで“非情”になって家康に執着したのか (10/10ページ)

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家康に嫁ぎ駿河御前と称されたあさひ(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)

では、このとき秀吉には、家康を殺害する意図があったのでしょうか。

仮に秀吉が家康に危害を加えれば、岡崎にいる大政所と、家康の正室となったあさひの身にも危険が及びかねません。

そう考えると、少なくとも家康を殺害することを目的として上洛を求めていたとは考えにくいでしょう。

この一連の動きから浮かび上がるのは、豊臣方が家康の臣従を実現するため、婚姻や人質という手段まで用いなければならなかったという事実です。

それほどまでに、家康をはじめ徳川家中は、秀吉を信用していなかったのでしょう。

次回は、この点を踏まえながら、家康の上洛と秀吉への臣従について、史実とドラマの描写を照らし合わせて考察を行います。どうぞ、ご期待ください。

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