御嶽山噴火、自衛隊出動で是非論噴出への疑問 (2/5ページ)
歩兵戦闘車などと呼ぶとまたも「やはり戦争用の兵器じゃないか!」という声が挙がりそうだが、今回のような状況では89式を選択した自衛隊の判断はすこぶる正しい。なんせ今の日本には悪路・ガス・高熱など、想定される噴火被害に耐えうる輸送車両はアレしかないのだ。他の車両では、万が一の場合のガスや熱に耐えられず、せっかく生存者を収容しても乗組員もろとも全滅という事すら考えられる。したがって、今回速やかに89式を持って行った自衛隊の判断には文句の付けようがない。
そもそも、こういう意味の解らないイチャモンをつける連中は、日本に自衛隊があること自体が許せないのだろう。普段は「災害派遣などで活動することは否定しない」などと言っていながら、救援活動に絶対に必要な装備(今回は89式)で赴いた自衛隊に対して罵声を浴びせてくれたのだから、「自衛隊自体が気に入らないだけだろ?」という話である。お里が知れるとか、馬脚を現すといった表現が適切だ。
では次に逆側の極論家である片山さつきなどの妄言に反論するが、御嶽山の噴火被害は民主党の事業仕分けのせいではない。御嶽山の監視を緩める方針になったのは2008年の麻生内閣時代なので、どうしても誰かのせいにしたいならば麻生閣下を批判して下さいというだけの話である。そもそも、「御嶽山は噴火の危険性があるため常時監視対象とされ続けていた」というのが正解なので、予算が減ったからどうこうという話自体が、因果関係の不明な与太話であると言っていい。 民主党を批判したい連中の前に「火山と事業仕分け」という美味しいエサが転がっていたため、深く調べもせずデマを垂れ流して赤っ恥をかいたという程度に考えるべきである。
自民党を支持する方々は、よく「朝鮮の諺に、嘘も100回つけば本当になる、というのがある。連中はそういう民族だ」などと口にするが、それを恥ずかしい事と思うならば、なぜ自分自身が同じ真似をしてしまうのだろう? ウソはどんな民族が吐こうとウソであり、事実はどんな民族が主張しようと事実である。