「ハイスコアガール騒動」で作者やスクエニ社員16名が書類送検 (1/2ページ)
これはスクウェア・エニックスが発行する月刊コミックガンガンに連載されていた『ハイスコアガール』というレトロゲームを題材にしたマンガが、SNKプレイモアの許諾を得ずにゲーム画面やキャラクターを使用していたため、著作権法違反であるとして刑事告訴+家宅捜索にまで話が及んでしまったというもの。
しかも無断で使用しただけではなく、コミック中に <©SNKプレイモア>という表記があり、さも許諾を得たかのように 「すべて解った上で偽装したのではないか?」という疑いまで持たれていた。
この一件はスクエニ社の出版部でのトラブルだったとはいえ、皆さんご存知の通りスクエニ自体が老舗のゲームメーカーである。同じゲームメーカー同士なのだから、ここまで話がこじれるまでに相当マズイやり取りがあったと考えるしかない。
さて、当初は家宅捜索にまで至った以上、企業の名を汚さぬよう早期の解決が図られるのではないかという声も多かったのだが、事態は想像しうる限り最悪の方向へ進んでいるようだ。
というのも、今月17日に大阪府警が『ハイスコアガール』の作者や、スクエニ社の出版部の役員・社員らを、合計16名も書類送検したというのである。普通はこの手の問題が生じた場合に書類送検される人数は、直接の担当者・作者・責任者らの中で、特に悪質もしくは責任が重いと看做された人間だけのはずである。ごく平均的な出版社・編プロなどであれば、多く見積もっても数人までといった規模に納まるであろう。
それが16名も書類送検されたという事は、スクエニ社内部で警察が呆れるほど酷い罪のなすりつけ合いが始まってしまったのではなかろうか? 今回書類送検された作者含む16名は全員が容疑を否認しており、それぞれ「誰それが許可を取っているものと思っていた」といった主張をしているという。これでは責任の所在が解らず、警察からすれば組織的な隠蔽の線でも疑わねばならなくなる。 それであれば16名という大人数にも納得が行くのだ。
スクエニ社はこうなる前にSNKプレイモアが納得する形で謝罪すべきだったと思うし、それ以外の選択肢などありはしなかったはずだ。