タランティーノ絶賛の映画『オオカミは嘘をつく』監督インタビュー (5/7ページ)

Kotaku


――日本映画がお好きとのことですが、好きな、もしくは自分の作品の出演させたい俳優・女優は誰でしょうか?

アハロン:もし仲代達矢を若返らせることができるのなら、出演してほしいですね。彼はオーバー・ザ・トップなものからメロウなものまで、善人から悪人まで、本当になんでもできるので大好きです。


ナボット:最近だと渡辺謙です。カリスマ性があるのはもちろんですが、彼は英語でしゃべっても、日本語でしゃべっても、すごく映画的になる俳優で、台詞を聞いていて心地良いんですよね。


アハロン:でも、日本史上最高の俳優は宍戸錠でしょう。頬が印象的なのもありますが、『殺しの烙印』での彼の演技は圧巻です。



――ここ最近見た映画で衝撃を受けたものはありますか?

アハロン:デビッド・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』。とにかくサプライズが多くて、嫉妬するほどよくできた作品でした(笑)。

『氷の微笑』や『危険な情事』といった80年代の映画のテイストを見事に取り入れた傑作だと思います。自分たちもああいう映画を作れるように頑張らないといけないですね。


ナボット:リーアム・ニーソン主演の『A Walk Among the Tombstones(ローレンス・ブロックの『獣たちの墓』原作映画、日本公開日未定)』は面白かったです。

ものすごく70年代テイストのスローペースなキャラクター作品で、昨今の映画スタジオから生まれたとは思えないくらいでした。『96時間』の別バージョンでは全然ないんです(笑)。

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