京都人と大阪人の違いを、「右脳・左脳」で考えてみる (2/3ページ)
大阪人は前回の記事で取り上げた通り、右脳人間タイプ(右脳で理解、右脳で表現)が少ない代わりに、左脳人間タイプ(左脳で理解、左脳で表現)が多い傾向にあった(兵庫県民も同タイプ)。
大阪人のにぎやかなイメージとロジカルな左脳人間タイプは一見正反対のようだが、ボケ・ツッコミに代表されるような丁々発止のやりとりは、左脳的な言語能力の賜物ではないか、とも推測できる。

京都の「右脳・左脳」タイプの割合。「右脳で理解、左脳で表現」タイプの多さが大阪に比べ目立つ
対して、京都人は大阪人以上に右脳人間タイプが少ない代わりに、左脳人間タイプの割合も全国平均を下回る。では多いのは――というと、「右脳で理解、左脳で表現」するハイブリッドタイプだ。
このタイプは、内面は感覚的・情緒的だが、これを実際に表現する=口にするときには、極力感情を抑え、あくまで冷静に、論理的に振る舞うとされる。
入江敦彦さんの著書『京都人だけが知っている』では、これとまさに一致する、「お座敷小唄」に託された京都人の「教訓」が紹介されている。
「感情的になる前に合理的にものを考えろ。いかなる感情も制度、因習、伝統の前には無意味である。
もちろんそれは悲しいことだが、だからといって悲しみをそのまま感情に表してはいけない。スッチャン、チャカララッチャとむしろ道化て笑いなさい。