公開当時よりも今現在のほうが重みのあるディストピアSF10選 (2/7ページ)

Kotaku

インターネットやSMSを利用する上で知っておくべきことは、フォスターの『The Machine Stops(機械は止まる)』で学べるかもしれません。


■『少数報告』フィリップ・K・ディック著 (1956)

犯罪を未然に防ぐ為に、犯罪を起こす前に逮捕


『少数報告』は、プリコグと呼ばれる予知能力者たちによって構成された殺人予知システムのおかげで犯罪を未然に防ぐことに成功している未来を描いた短編小説です。

偽の携帯電話基地局が、特定の範囲内で交わされた携帯電話の全通話の情報を収集しているといった、政府やその他の機関が犯罪予防に積極的になりすぎている今だからこそ、出版された当時より私たちに考えさせられる内容になっています。

なお、同作は出版から46年経った2002年に、スティーブン・スピルバーグによって『マイノリティ・リポート』の名前で映画化されています。


■『われら』 エヴゲーニイ・ザミャーチン著 (1920)

自由を奪えば犯罪は無くなる


ロシア革命直後に執筆された本小説は、共産主義の高まりに対する抗議のようにも捉えることができます。しかし『われら』は、全体主義や、人々を数字と化して完全に服従させるシステムに組み込むこと人々が思考犯罪や非順応行動によって判断されてしまうことへの警告とも受け取ることができるのです。

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