公開当時よりも今現在のほうが重みのあるディストピアSF10選 (1/7ページ)
『ハンガーゲーム』のヒットもあり、最近、ディストピア映画が目につくようなったのではないでしょうか。
改めて、ディストピア作品にはまっているという人も多いでしょう。そこで、io9が公開/出版当時よりも今現在の方が重みを感じられるディストピアSF作品10選を紹介したので、皆さんにもお届けしたいと思います。
本リストでは『1984』や『すばらしい新世界』といった有名どころは敢えて登場させず、その分マイナーな作品を紹介しています
■『未来世紀ブラジル』
カルト的人気を誇る本作はメッセージ性が高い
行き過ぎた社会主義的官僚政治、思慮の無い消費の流行、そして整形手術...。カフカの作品を彷彿させるテリー・ギリアムの『未来世紀ブラジル』は、私たちが今生きている世界について多くの警告を発している映画と言えます。
■『The Machine Stops(機械は止まる)』 E.M.フォースター著 (1909)
『インドへの道』や『ハワーズ・エンド』で知られるイギリスの小説家、E.M.フォースターの短編小説『The Machine Stops(機械は止まる)』は機械に依存する地下暮らしの人々の様子を描いたSFです。
この世界では、人間同士の関係は無く、基本的にメールやビデオ電話を介してコミュニケーションを取ります。機械に頼りすぎた人たちの寓話であり、生身の人間の代わりにテクノロジーを使うことは、人間を退廃的にし、弱めると警告しています。
皆さんにも思い当たる節があるのではないでしょうか。そう、フォスターは現代に生きる私たちがフェイスブックやTumblrに依存し過ぎることの危険性を解いていたのです。