日本の3DCGが目指す先とは? 荒牧 神山監督が語る新『アップルシード』 (3/6ページ)
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一方、氷川さんは「ピクサーが切り拓き、世界の潮流となっているフォトリアル表現に反して、日本だけがセルルック」と、現在のアニメのトレンドを解説。
とはいえ、CGによる人間の表現にはどこも苦労しており、リアルさを追求する過程で見ている方が気味悪く感じてしまう“不気味の谷問題”の解決には至っていない。だからこそ、フォトリアルで人間を表現した本作の価値は高いという。
氷川さんも、神山さん同様、ライティングを「凝っている」と高評価。加えて、光を通じて表現される質感の違いは、「フィギュアファンやミリタリーオタクにとっては大きな見所になるのではないか」と話した。
キーワードは視線誘導──胸部の露出度が高い理由とは?

最も盛り上がっていたのが、デュナンのコスチュームに関する「なぜ胸だけアーマーがないのか?」という話題。こうした声は海外からも多く寄せられているようで、荒牧さんいわく「もともとはもっと露出度は高かった」という。
当然、士郎正宗さんからNGを出され、その都度「ズボンを履かせて、肩のアーマーを足して……」と、順番に着せていった結果、現在のデザインに落ち着いた。ただし、「(今の状態で)OKが出ていたかは怪しい(笑)」とのこと。