日本の3DCGが目指す先とは? 荒牧 神山監督が語る新『アップルシード』 (4/6ページ)
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自身も士郎正宗原作作品を手がけた神山さんは、「自分だったら露出しているイメージは残したい」としつつ、『攻殻機動隊 S.A.C.』のときに同じく士郎さんから「(主人公・草薙素子の)ハイレグはおかしい」「TPOをわきまえて」と注文をつけられたことを明かした。
その後、「CGの場合、アクションがあると(余計に胸に)目がいきやすいですね」という氷川さんに対し、神山さんから「攻殻(機動隊)でいう“視線誘導”ですね!」と絶妙のコメント。ユーザーからの反響も大きく、最終的に視聴者プレゼントのキーワードを決める際に、即座に「視線誘導」のコメントが流れるなど、番組を象徴するフレーズになった。
最高峰の3DCG技術を支えた元フランス外人部隊兵

本作を語る上で外せない3DCG表現。なかでも、キャラクターの表情を描くにあたっては、アクターの顔におよそ30個のセンサーを付けるフェイシャルキャプチャーを採用。モーションキャプチャーによって体のアクションを収録したあとに、アクションに合わせて表情を別録りしたそうだ。
2007年の『エクスマキナ』、そして2013年に荒牧さんが監督したフルCGの劇場版アニメ映画『キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』に比べ、荒牧さんご自身は「表情の再現精度は格段に上がっている」と、手応えを感じているようだ。
加えて氷川さんは「銃を持つ人がリアル」な点も見所のひとつと語る。荒牧さんによれば、今回ミリタリーアクションアドバイザーとして参加している細川雅人さんの功績が大きいという。それもそのはず、細川さんは元フランス外人部隊兵。