同性愛者にとってもそうでない人にとっても暮らしやすい環境を作りたい【LGBTの今を知りたい vol.3~豊島区議会議員・石川大我INTERVIEW】 (6/7ページ)
こっちは1年も待たされてるのに、そんなあっさり断られて「そうですか、分かりました」って引き下がるわけにはいかないですよね。それで、「一度お会いして話せませんか」ってしがみついたところ応じてくれて。そこからはとんとん拍子に話が進んだんですけど、"あの手がダメならこの手、この手がダメならあの手"となんとかしてやってやろうという精神で挑んだことが功を奏したのかもしれませんね。
――普段から何事に対しても諦めない姿勢で挑むほうですか?
やりたいと思ったことはやってみないと、迷ってるうちに人生終わっちゃいますからね。僕はよく周りの人に「石川君は精力的にいろんなことやって成功しててすごいね」って言っていただけるんですけど、実は3回やって3回成功してるわけじゃなくて、1回成功するために10回失敗してるんですよ。失敗に失敗を重ねて、また戻ってきてチャレンジしてそれでもダメだったりするんだけど、失敗したときに泣きつけるLGBTの仲間、支えてくれる仲間がいるからこそチャレンジできてるんです。本当にありがたいことだなとよく思います。
25歳で同じような経験を重ねてきた多くの人と出会ってからは、さらにその想いが強くなりました。実は、2年前から仲間たちと一緒に飲食店も運営していて、毎週築地に通って食材の仕入れまでしてるんです。家族みたいに強い絆で結ばれた仲間たちといろんなことにチャレンジできるのって、本当に幸せだと実感しています。ここ2年ですごく知識が増えましたよ。例えば天然のまぐろと養殖のまぐろの違いとか、産地とか(笑)。それと、最近では月に2回、篆刻(てんこく/印章の作成)も習っているんです。墨で文字を書いたりデザインしたりするのが好きなので、お店の看板も自分で書いてますし、篆刻もずっと作ってみたかったんですよね。
――好奇心旺盛というか、体力的にもかなりお若いですよね...!
年齢の話でいうと、僕は初めて自分らしい恋愛したのが25歳なんです。いろんなことを人よりかなり遅れて経験してるんです。