言論の府をプロレスリングと勘違いする民主党と最凶の乱闘要員たち (2/3ページ)
反省しないのも当然。乱闘騒ぎが実は党ぐるみだったからだ。当日、民主党執行部は事前に委員たちに国会内の見取図を配り、「ここで委員長に飛びかかれ」などと、こと細かく指示したというのだから、計画的で、かなり悪質だ。こうなると「組織暴力団」と少しも変わりがない。
大仁田厚よりも強かった一橋大学卒の“乱闘要員”
血気盛んな議員の多い民主党という政党は政策能力はさっばりだが、体力だけはめっぽう自信があるらしく、政権を獲る前の野党時代(現在もそうだが)には始終、乱闘騒ぎを起こしていた。
乱闘要員は予め決まっていて、当然ながら体力に優れた屈強の人間が選ばれる。そんな代表がかつて「政界の朝青龍」とか「モンスター」とかと呼ばれた木俣佳丈元参議院義員だ。木俣は一橋大学卒で経団連の事務局職員出身だが、何せ身長1m91cm、体重100kgの巨漢だ。おまけに空手の有段者だから、その破壊力はすさまじく、委員長席を守る自民党の「用心棒」の大仁田厚と取っ組み合いになると、大仁田よりも強かった。よほど腕力には自信があるらしく、2005年12月には知人と飲食中、女性従業員を蹴りつけて傷害容疑で書類送検されている。さらに特別委員長だった木俣の運転手を務めた参議院職員をボコボコにした一件もあった。
一方、日頃は気が小さく、妻に暴力を振るうくらいしか能がないくせに、突如としてキレる者がいる。そんな男の典型がかつて小沢一郎の子分だった内山晃元衆議院議員だ。内山は小沢の口車に乗って民主党を離党し、新党『きづな』なるものを創り、代表に納まったのはいいが、党は崩壊。目下、浪人中の身の上。そんな内山も木俣と同様、暴力が得意だ。2007年5月に衆議院厚生労働委員会で突然、桜田義孝委員長(当時)に襲いかかり、羽交い締めにし、委員長席から引き離すという「ご乱行」に及び、懲罰処分を喰らっている。ちなみに桜田と今回、怪我をした渡辺とは千葉県立東葛飾高校の同級生で親友。揃って民主党の“毒牙”にかかっているのだから、政界は面白い。
民主党の女乱闘要員・森ゆうこの武勇伝
もっとも民主党の乱闘要員は何も男だけとは限らない。かつてものすごい「猛女」がいた。それは小沢一郎側近で、陸山会事件について著書を出し、小沢擁護論を展開していた森ゆうこ元参議院議員だ。