言論の府をプロレスリングと勘違いする民主党と最凶の乱闘要員たち (3/3ページ)
森は2003年7月25日の参議院外交防衛委員会でイラク特措法の強行採決に反対。スリットの入った短めのタイトスカートから太股を露にし、まくれ上がったブラウスからブラジャーをチラつかせながら、松村龍二委員長席の上に登り、その際、「用心棒投」の元プロスラーの大仁田厚議員の髪の毛を掴み、殴りかかるという“武勇”を披露をしたのだから、大したものだ。
そんな「強い女」と対照的だったのが、「政界一マヌケな女」こと三宅節子元衆議院議員だ。三宅は大使の「お嬢様」だが、よせばいいのに衆議院内閣委員会に乱入。野党譲員(当時の民主党は政権与党)が委員長席に詰め寄るのを妨害しようとして前のめりに転倒。「全治3凋間」の怪我を負っている。
そんなわけで日本の国会は、嘆かわしいことに言論の府ではなく、プロレスのリングと化しているようだ。
- 朝倉秀雄(あさくらひでお)
- ノンフィクション作家。元国会議員秘書。中央大学法学部卒業後、中央大学白門会司法会計研究所室員を経て国会議員政策秘書。衆参8名の国会議員を補佐し、資金管理団体の会計責任者として政治献金の管理にも携わる。現職を退いた現在も永田町との太いパイプを活かして、取材・執筆活動を行っている。著書に『国会議員とカネ』(宝島社)、『国会議員裏物語』『戦後総理の査定ファイル』『日本はアメリカとどう関わってきたか?』(以上、彩図社)など。最新刊『平成闇の権力 政財界事件簿』(イースト・プレス)が好評発売中