30日の新幹線放火事件、団塊世代は何故自殺に走ったのか? (2/3ページ)

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70を過ぎ仕事がないばかりか、身内や世間からも相手にされず、孤独死などできないくらい元気だが気持ちを発散することもできず、こうした新幹線の走行中車内で派手に自身を殺ろう、という発想になったのではないか?


もちろんこうした事件は2度とあってはいけない。そして乗客に対しての手荷物検査をやる必要性もあるかも知れない。しかしそれ以前に何かすることがないだろうか?


例えば私のいた中国、ここも老齢化の激しい国だ。中国の老人といえば昼間は野外の木陰の影に集まり中国版将棋やトランプなどをして楽しんでおられる。朝は恒例、太極拳の時間だ。中国人は高齢になってもお金がなくても周囲で楽しんでいる。
私は上海の大学にいたが,校庭は住民と学生が一緒に使っていた。近所の高齢者は学内に入り孫と一緒に楽しんでいる。誰も注意する人はいない。キャンパスに老人が入ってくることは日常茶飯事なのだ。日本の大学のように「関係者立ち入り禁止」ということにならないだろう。
たまに高齢者と中国語で話をしたこともある。彼らは普通話(プートンフア)があまりうまくないし訛りがすごいがなんとか聞いて答えるとすごく喜んでくれた。退職後も毎日ここに来てコミュニケーションができるのだな?と感じた。


しかし日本に帰ると高齢者は中国とはるかに異なった。東京の公園にて老人を多く見るが群れをなしていない。皆単独活動なのだ。しかも中国の老人と比較し非常に寂しそう。全く相手にされていない人たちも見た。中には他人様の子供に手を触れようとするとそのお母さんが「何をするんですか?やめてください!」という態度に出る。


人とのふれあいはお金とか地位ではない。本当に人と人を思いやる気持ちが大切なのだ。それをこの先進国日本は忘れ去ってしまったかのごとく感じた。


それはそうと、数年で団塊の世代が大量に介護の世界に入ってくることになる。彼らは現代日本の礎を築いた企業戦士ばかりだ。その人たちが介護を受けるというのはどうもしっくりこないが、時代の流れは変えられない。おそらく今のご老人以上に元気な姿で入所してくるのだと思う。


彼らは仕事に対しては命をかけてやるタイプが多い。

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