”便所サンダルを日本一売る男”の5つの販売術 (2/5ページ)
何件問い合わせたかわからないほど、しつこくあちこちにあたっていたら「少しある」という問屋が見つかりまして。
在庫をすべて取りよせ、すぐに1足、マキシマムザホルモンの事務所に送りました。
-タダで進呈したんですね
飯田氏:そう。そして9月24日、これは記念日なので覚えてるんですが、マキシマムザ亮君が私やファンの方が贈った黒ダンヒルを履いた写真をTwitterでアップしてくれて、取り寄せてたおよそ80足が一瞬で売り切れましたね。
あ、私以外にもお客さんが3名、黒ダンヒルをウチで購入してマキシマムザホルモンの事務所に送ってあげていたようです。
-マキシマムザホルモンが便サン好きってもとから知ってたんですか?
飯田氏:「便サン」「便所サンダル」「ニシベケミカル」(便サンのトップメーカー)などでエゴサーチし続けてるから知ってましたよ。ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんもですね。
事業を始めるまえから、あらかじめ便サンを好んで履いてる著名人はリサーチしてましたから。最近ですと、キュウソネコカミのセイヤさんも便サンデビューしました。なにか物を売るなら、アーティストのファン層にアプローチするというのはとても重要なことです。
ただ、間違えてほしくないのは、「著名人をうまく使え」ということではなくて、マキシマムザ亮君の場合は心から便所サンダルを愛していますし、私自身もなんとかして黒のダンヒルを届けてあげたい、という気持ちに駆られたからこそ実現したんだと思います。
※その後、絶版だった黒のダンヒルは通常生産されるようになったとのこと。

▲取材日、雨だったが便サンでやってきた飯田さん。「すべらないから梅雨時に最適」とのこと。