”便所サンダルを日本一売る男”の5つの販売術 (1/5ページ)

いま、ひそかに便サンシーンが盛り上がっているのをご存じだろうか。
便サンとは、便所サンダルの略称であり、愛好家たちは親しみをこめてそう呼ぶ。彼らはトイレのみならず、町に会社に学校にと、どこにでも便サンを履いていく。
隠れたブームを底から支えるのは、便所サンダル専門通販サイト「ベンサン.JP」だ。ともすれば、履物屋でも売れ残りがちな便サンを、なんと年間6~7千足も販売するという。
「便サンは体の一部」と断言するベンサン.JPの店長・飯田さんに、『便所サンダルを日本一売る方法』を5つ聞いてきた。
●その1「チャンスがあれば著名人とからめ!」
-ベンサン.JPをやり始めてからどれくらい経ちますか?
飯田氏:2012年12月に仮オープンして、2013年6月1日にグランドオープンだから、2年ちょっとですね。最初の半年は、1か月に1~2個売れる程度でしたよ。
-現在の年間6千足レベルに達するまでに、なにかきっかけがあったんですか?
飯田氏:2013年7月末にマキシマムザホルモンが出したアルバムに「便所サンダルダンス」という歌が収録されてて、ここから売れ始めましたね。
-ほう、意外なきっかけですね。
飯田氏:2013年の9月4日にツイッターでマキシマムザホルモンのマキシマムザ亮君が「冠婚葬祭用に黒ベンサンを頼もうとおもったら、80足からと言われたんで諦めた」というような発言をしたんですよ。
ファンからも「なんとか頼みます!」とお願いされたのもあって、なんとしてでもダンヒル(便サンのブランド名)の黒を探しあてようと、メーカーや知り合いの問屋にかけあったが「そんなのない」と。