支持率急落…沸騰する「安倍降ろし」大暗闘スッパ抜き (3/5ページ)
「これまで重箱の隅をつつくことしかできなかった民主党が、にわかに勢いづいてきましたね。維新の松野頼久代表に急接近、来年夏の参院選を睨み、"野党再編"を模索する動きを開始しました」(前出の浅川氏)
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏も、野党陣営の"発情"を指摘する。
「民主党の某議員が執行部から密命を受け、松野氏が率いる維新国会議員団や、野党再編に執念を燃やす生活の党の小沢一郎代表、さらには社民党との連携に向け、動き始めています」
その試金石と見られているのが、今夏秋にかけての岩手、埼玉両県知事選だ。
「ここで野党が統一候補を立て勝利を収められれば、そのまま野党大再編が進展する可能性も」(鈴木氏)
民主党執行部も鼻息が荒い。安倍首相が執着する安保法案を"戦争法案"と断定。さらには"徴兵制復活"と大書きしたパンフレットを量産し、全国にバラ蒔こうとした(一部は発送したが、途中で中止)。「安倍首相=戦争屋」の露骨なネガティブキャンペーンを大々的に展開し始めたのだ。
「民主党の細野幹事長は、自身のブログに娘を登場させ"(徴兵制は)彼女たちにとっては現実"と喧伝。さらに同党の寺田学衆院議員などは、国会の特別委員会で"(妻が)1歳の長男が将来、徴兵制に取られるのではないかと怖がっている"と言い、安倍政権を追及しています」(前出のデスク)
そんな中、「ソーリ、ソーリ」の辻元清美・民主党政調会長代理と、「仕分けの女王」こと蓮舫・民主党代表代行の両氏もいきり立ち、「わたしこそは安倍政権を打倒する(救世主)ジャンヌ・ダルク!」とばかりに威勢がよい。
「ただ、彼女らの追及は結局、重箱の隅をつつくだけのもの。知名度があるため、取り上げられていますが、何の効果もない。それよりもカギを握るのは維新ですよ」(前出の自民党関係者)
維新は現在、松野代表率いる国会議員団(東京派)と、橋下徹最高顧問グループ(大阪派)に二分している。
「前者は民主党や旧みんなの党出身者が中心で、政策的には安倍政権とは水と油のため、民主党との連携を考えています。