JX日鉱日石エネルギーの水素事業責任者が語る「安全な水素社会」の実現 (2/3ページ)

FUTURUS

JX日鉱日石エネルギーは、現在国内の企業で最も多い12箇所の水素ステーションを運営している。

<今後も水素ステーションの開設を進め、2015年度内に40箇所程度の開設を目指しています。インフラを整備し安定した水素供給と、トータルな自動車用燃料供給の実現を目指しています。>

佐々木氏の語る未来へ向けたプロジェクトは、着実に進んでいるようだ。


■ 課題は「普及初期のコスト」と「インフラ建設のコスト」という2つのコスト

インフラはある日いきなり変わるというものではない、長期的に変えていく必要がある。水素エネルギーの活用に向けての課題についても伺った。

<ひとつは普及初期のコスト。燃料電池自動車(FCV)の普及、そして水素ステーションの普及には、やはりまだ時間がかかるだろうと思われます。普及初期は水素ステーションの運営費を回収するのが困難なため、官民一体となって支えあっていかねばならないですね。>

<また、建設のコストももうひとつの課題。水素供給の技術の開発から、水素ステーションの開設まで様々な課題をクリアし、安全でなおかつ安定した供給を目指しています。

まったくの新しい施設の開設やサービスを生み出すのではなく、石油事業の既存インフラを活用しつつ、技術開発、規制見直し等において様々な工夫をして水素事業の展開に取り組んでいます。

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