今「来てる」街・福岡! LINE Fukuoka移転で、IT都市化さらに加速するか (2/3ページ)
たとえば大学では、九州大学を筆頭に、福岡大学や西南学院大学、福岡女学院大学、福岡女子大学、九州産業大学、福岡工業大学、九州造形短期大学などがキャンパスを置き、主に九州各地から若者が進学してくる。また卒業後はそのまま福岡で就職する人も多く、若い人材が集まりやすい土地となっているのだ。
続々と福岡に集まる躍進企業こうした人材の豊富さは、経営側にとっては魅力だ。加えて、
(1)オフィス賃料の安さ(市内のビジネス地区で1坪当たり9217円。東京都の約55%)
(2)職住近接のコンパクトシティ
(3)空港が都市部から近く、アジアを始め海外へのアクセスが容易
(4)地震を始めとする自然災害のリスクが少ない
(5)「創業特区」としてスタートアップ企業などへの支援に行政が積極的
といった条件の良さから、今福岡には勢いのある企業が続々と集まっている。
福岡で起業し、今や世界からも注目を集めるレベルファイブやヌーラボ、震災のリスク回避などを理由に本社を福岡に移したケンコーコム、また開発拠点を新たに設けたサイバーエージェントなど、IT・クリエイティブ系を中心に、福岡を舞台に活動する企業が引きを切らない。こうした動きを受けて、会員制転職サイト「ビズリーチ」など、福岡の求人に力を入れるところも出てきた。
すでに600人以上が福岡で働くLINE福岡進出企業の代表格は、なんといってもLINEだ。

LINE Fukuoka公式サイト
LINEは2013年7月、福岡に「国内第2の拠点」として、市内中心部に約1000人が働く新社屋の建設を発表、世間を驚かせるとともに「これからは福岡」の流れを決定づけた。