新国立問題で再注目!? 平成の闇将軍・森喜朗のさらなる大野望 (3/4ページ)

日刊大衆

更迭論も浮上する中、森さんがマスコミを利用してうまく発言しましたね」(夕刊紙デスク)

御年78ながら、今や"時の人"の森元首相。しかし、数年前は隠居もありえたほど、窮地に追いやられていた立場だ。
「09年の総選挙では、折からの"政権交代ブーム"民主党は森氏の選挙区である石川県第2区に対抗馬として"小沢ガールズ"の田中美絵子氏をブツケてきました。危機感を覚えた森氏は、ドブ板選挙で応戦。"5人集まれば、森がいる"という徹底したものでした」(ベテラン政治記者)

スポ根顔負けの根性で森氏は勝利するも、票差はたった4000票。自民党は歴史的大敗で野党へ下野。みるみる求心力を低下させ、浜辺に打ち上げられたサメのように"瀕死"状態となった。次ぐ2010年8月、
「息子である森祐喜氏(当時の石川県議会議員)が、酒気帯び運転で物損事故を起こして逮捕されました」(同記者)

これがきっかけとなり、森祐喜氏は議員辞職に追い込まれるのだが、悲劇はさらに続く。
「続く11年7月25日、祐喜氏は急性膵炎による多臓器不全で突如、亡くなります。享年46。突然の不幸でした。翌12年、森元首相は総選挙に出馬せず、世襲も成らぬまま、政界引退を決めました」(同)

水族館で過ごすサメのように、森氏はただじっと静かに余生を送るはずだった。
しかし――、
「同総選挙で自民党は民主党に大勝し、安倍晋三首相が誕生。その後、滝川クリステルの"お・も・て・な・し"など秀逸なパフォーマンスで、2020年の東京五輪招致を決めました。そして安倍首相が、同五輪の組織委員会会長に森氏を指名。強大な権力を手にしました」(夕刊紙デスク)

森元首相が"東京五輪"という大海原へ放たれた。
「自民党最大派閥を長く率いていた森氏は、義理人情に厚く、人脈も広い。各方面の事情にも精通している。五輪のような巨大事業を進めていくのに、安倍首相にとって、最も頼りになる"相談相手"になるのでしょう」(前同)

政治ジャーナリストの二木啓孝氏が言う。
「自民党と政権との利害調整役をできる政治家が、森さんくらいしか存在しなくなったということでしょう。

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