男の楽園が消える!? 「首都圏フーゾク壊滅作戦」全情報 (2/3ページ)
しかし、よほど派手に営業でもしない限りは、黙認されてきたわけです」(前出の風俗ライター)
それを今になって摘発に動き出した背景には、何があるのだろうか。
夕刊紙デスクは、「2020年に開催が決定している、東京五輪・パラリンピックの存在がある」と推測する。
「02年の日韓ワールドカップ開催時にも、都内の繁華街で風俗店の大規模摘発が行われていました。そのため、東京五輪の開催が決まった当初から、"強烈な締めつけが行われるのでは"と危惧されていたんです」(夕刊紙デスク)
こうした、スポーツの国際大会や国民体育大会が開催される都市では、大勢の観光客を見込み、「イベントを目的に来日、来県した人たちが安心して楽しめる繁華街を目指す」という大義名分で、大規模な浄化作戦が繰り広げられるもの。
今回、"サラリーマンの聖地"としてつとに知られる新橋がターゲットにされたのも、
「銀座から新橋にかけてのエリアは、東京五輪の選手村が建設される予定の晴海地区からのアクセスがいいところ。また、国内外からの多くの観光客による経済効果を狙っている、16年11月にオープン予定の中央卸売市場豊洲市場からも、目と鼻の先ですからね。何より、多くの官公庁が集中する霞が関のお膝元でもありますから、まずは、このエリアからターゲットにされた可能性はあるでしょう」(同デスク)
残るのはゴーストタウンのみ
もちろん、これから歌舞伎町や鶯谷、吉原などの定番風俗エリアにも、浄化の手は伸びてくるに違いない。
「03年には、石原慎太郎都知事(当時)の号令のもと、歌舞伎町の大規模浄化作戦が展開されました。以降、歌舞伎町は、すっかり活気を失ってしまいましたよね」(同)
そうなれば、東京五輪が終わったあとには、ゴーストタウンと化した繁華街が残されるばかりという、悲惨な状況が待ち受ける可能性もあるだろう。
また、一方でこんな話もある。
「歌舞伎町がいい例ですが、摘発されて行き場をなくした一部の風俗関係者は、闇に潜り、暴力団などと結びついて、さらに悪質さを増し、市民生活を脅かす存在になるケースがあります。昨今、社会問題になっている、悪質なボッタクリ店が、まさにそれ。