菅原文太、松方弘樹…映画『仁義なき戦い』広島弁のシェイクスピア「魂の名台詞」 (7/9ページ)

日刊大衆

「わしが推薦するよ」(青木彦次郎)広能の学校時代の先生がやって来て、教え子の倉本猛(渡瀬恒彦)を、“極道修業させてほしい”と、まさかの嘆願。

「あの人は、極道いうても事業家ですけん」(広能昌三)明石組の相原(遠藤太津朗)から、打本(広能と懇意)に不信感を持ったことを告げられた広能の苦しい返答。

「広島におってよ、わしらより大事な客があるか」(山守義雄)同じクラブ内にいた打本が、遅れて顔を出し「他に客があったもんで」と言い訳すると、山守が恥をかかせる。

「みんなで仲良うに、やっとってくんなはれ」(相原重雄)山守が明石組の前で打本をバカ呼ばわり。それに対する、大組織幹部の相原(遠藤辰雄)による大人なリアクション。

「わしには家賃が高すぎますけん」(武田明)山守は武田(小林旭)に若頭就任を依頼。実力者ながら表向きの自己評価が高くない武田は、一度は断っている。

「いつ、わしが跡目を口にした!」(江田省一)お調子者の江田(山城新伍)は、組の跡目を狙っているかのような言われ方をされ激昂する。図星なのだろう。

「そんな極楽は極道の世界にないで」(岩井信一)広能の兄貴分でもある岩井(梅宮辰夫)は、「わしゃ呉に収まってりゃいいんじゃ」という広能に、こう言った。

「中立でおるよ」(松永弘)山守と広能、二者択一を迫られた松永(北大路欣也)はこう言う。武田に「認められない」と言われて引退。

■警察とのやりとりも見物!『仁義なき戦い 頂上作戦』名言集

「今ここで喧嘩して、後に何が残るんや」(岡島友次)多数派工作を図る打本陣営は、穏健派の岡島(小池朝雄)と接触。しかし、穏健派らしい返答が待っていた。

「ワレんとこの親父は、いよいよ煮えきらんのう」(川田英光)打本の舎弟でもある川田(三上真一郎)は見るからにイヤなヤツ。岡島の若衆・藤田に、こうイヤミを言う。

「菅原文太、松方弘樹…映画『仁義なき戦い』広島弁のシェイクスピア「魂の名台詞」」のページです。デイリーニュースオンラインは、松方弘樹梅宮辰夫千葉真一喧嘩菅原文太エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧