マーベル映画の達人・杉山すぴ豊さんに聞いた! MCUの魅力は人間くささにあり? (1/7ページ)
4月26日にマーベル映画の最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されます。アイアンマンなど、マーベルの人気ヒーローらによるスペシャルチーム「アベンジャーズ」が主役の作品は本作で完結。どのような結末になるのか世界中のマーベルファンが注目しています。
その盛り上がりを見て、マーベル作品に興味を持った人も多いのではないでしょうか。ただ、今からでも楽しめるのか、どの過去作品を見ておけばいいのか悩みますよね。
そこで今回は、マーベル映画初心者に向けて、マーベル映画の魅力や『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見る前にチェックしておくといい作品などを、「アメコミ映画の第一人者」として知られる映画ライターの杉山すぴ豊さんに聞きました。
――「マーベル作品」のどんなところが一番の魅力だと思いますか?
杉山さん やはり「格好いいヒーローが強大な敵と戦う」ことが一番の魅力ではないでしょうか。その一方でヒーローもヴィラン(悪役)も極めて「人間的」に描いている。
普通の人間がたまたまスーパーパワーを手にしたらどういうドラマが生まれるのか?、日常の延長にあるヒーローたちの活躍を描いています。