【ヘビ注意】オーストラリア固有の10の危険な蛇 (3/7ページ)

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・4. ナイリクタイパン(フィアス・スネーク)


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生息地:クイーンズランド州、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州、ノーザンテリトリーにある渇いた土地で見つかる岩の間など

 ナイリクタイパンは人里離れた山岳地帯の岩の隙間等に生息しているためめったに出会うことはない。ナイリクタイパンがこのランキングに入っている理由は彼らの持つ毒にある。彼らの毒は地球上の蛇で最も強力だと言われており、大人の人間に噛みつけばものの45分で死に至らしめるという。

 ケナガネズミを主食とする彼らは獲物を素早く仕留める為に一匹のネズミに200グラムのネズミを殺すのに必要な毒の4万倍の量を一瞬にして注入する。この一瞬の出来事から逃れる事の出来るネズミはごく少数であろう。過去ナイリクタイパンによって噛まれた人間は片手に数える程しかいない。・5. コースタル・タイパン(イースタン・タイパン)


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生息地:北ニューサウスウェールズ州東部からブリスベン、西オーストラリア州北部で円を描くように生息しており、サトウキビが多い地域で発見されている。

 コースタル・タイパンはオーストラリアで発見される蛇の中でも最も長い牙を持っており(1.3cm)、世界中に生息する陸上蛇の中でも三番目に強い毒を持っている。

 極めて気性が荒く、突然目の前に現れたりした場合、一瞬止まり、すぐさま身体全体を押し出す素早い動きでスナップを効かせるように相手に噛みつく。しかし、彼らは驚かせなければ何もしてこない蛇でもあり、戦うよりも逃げる事を好む。

 1956年に血清が作られる前は、タイパンによる被害は膨大だった。
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