【ヘビ注意】オーストラリア固有の10の危険な蛇 (4/7ページ)

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三番目に強い毒といってもあなどるなかれ、その毒は血液だけではなく、神経にも作用し、吐き気、痙攣、内出血、筋肉や腎臓破壊等を引き起こす。この蛇に噛まれ30分ほどで死亡した人もいたそうだ。・6. マルガ・スネーク(キングブラウン・スネーク)


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生息地:ビクトリア州、タスマニア州、他西オーストラリア州南部の地域以外のオーストラリア全土で生息が確認されている。

 マルガ・スネークはオーストラリアで最も重い毒蛇で、一回の噛みつきで流し込む毒の量も150ミリグラムと膨大だ。オーストラリアの蛇は平均で10~40ミリグラムの毒を一度の噛みつきで流し込むと考えると、この数値が如何に大きいかが分かる。

 彼らの気性は生息地域によって大きく左右される事が分かっている。南マルガ・スネークは比較的大人しく、静かであるのに対し、北側のマルガ・スネークは非常に気性が荒く、立ちふさがる者に対して身体を大きく見せ、左右に身体を振りながら「シュー」という威嚇の音を出す。

 マルガ・スネークは「キングブラウン・スネーク」の別名でも有名だが、実際はPseudechisというブラックスネーク類の親戚で、治療の為にはブラウンスネークではなくブラックスネークの血清が必要となる。・7. ローランド・コッパーヘッド(コモン・コッパーヘッド)


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オーストラリア南東部、南ビクトリア州、タスマニア、バス・ストレイト島

 ローランド・コッパーヘッドはかなり寒い地域に生息している。水辺を好み、ダム、湿った土地、下水路、人工水路等に生息する。

 臆病で人間との接触を好まないが、水辺を好む理由から人間の生活区域とかぶってしまう事が多い。

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