【ヘビ注意】オーストラリア固有の10の危険な蛇 (5/7ページ)

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角に追い込まれると「シュー」という威嚇の音を出し、身体を平たくするが、多くの場合噛む事は無い。更に彼らを苛立たせようものなら噛みついてくるかもしれないが、彼らの噛みつきは遅く、また命中精度が悪い。

 コッパーヘッドの毒は神経毒である。赤血球を破壊し、筋肉の損傷を招くが応急処置をすれば大きな問題になる事は無い。・8. スモールアイド・スネーク(イースト・スモールアイドスネーク)


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生息地:ビクトリア州からケープヨークへと続く東の沿岸部

 体長50センチほどのスモールアイド・スネークは小柄ではあるがその毒は侮れない。だがその認知度は低く、死亡事故が存在している。スモールアイド・スネークの持つ毒は筋毒素であり、非常に半減期が長い為、噛まれてから数日間かけてじわじわと筋肉を破壊していく。

 スモールアイド・スネークは主に夜行性であるため人間との接触は少ないものの、彼らの黒い背中と濃いグレーの腹部は闇に溶け込んでしまう。邪魔をされると軽いスナップを効かせるような攻撃を放つが、彼らが噛むのはこの状態から更に邪魔をされた場合に限るのだ。・9. コモン・デスアダー(サウス・デスアダー)


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生息地:東オーストラリア州(ただし北部と南部を除く)、南オーストラリア州南部と西オーストラリア州

 コモン・デスアダーはむやみに動きまわらない静かなる捕食者だ。枯れ葉、砂、砂利等に隠れ尻尾をミミズのようにさせて捕食対象を騙して近づけさせるのだ。

 コモン・デスアダーはここで紹介した他の蛇とは違い、逃げ回る事が無い。彼らを踏もうものならその場で噛みつかれる。その為登山者は、足場に気を付けなければならない。

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