まただ、ちゃんと死んだはずなのに......マンガ『亜人』。
今回は、死んでも死んでも蘇る「亜人」と普通に死ぬ人間たちのドラマを描く、本作の劇場アニメ3部作&TVアニメシリーズで下村泉役を演じる声優・小松未可子さんにお話を伺いました。
IBMを引き連れて編集部へやってきた小松さんに、劇場アニメ第1部『亜人―衝動―』の見どころ、過去にあまり経験のなかったジャンルでの演技、かなり怖い心霊体験などについて語っていただいています。
一部ネタバレがありますので、ご注意ください。
小松未可子さんの思う『亜人』の魅力とは?
――『亜人』という作品の第一印象はいかがでしたか?
小松未可子(以下、小松):ここまで過激なバイオレンス描写のある作品は意外とアニメでも関わるチャンスがなかったので、携わるものとしても、普段自分が読むものとしても珍しいタイプの作品だと思いました。
――下村泉を演じる際に意識したことはなんでしょうか?
小松:日常的にはありえないようなファンタジー作品に出演させていただくことが多かったので、本作のような等身大の人間がリアルに描かれる中で展開されるファンタジーでは、どうやってお芝居をしていこうかな? というのを考えさせられました。