これまでのあらすじ
戦国時代、近江国(現:滋賀県)で百姓の倅として生まれた久兵衛(きゅうべゑ)は、元服して田中宗政(たなか むねまさ)と称し、地元の領主である宮部継潤(みやべ けいじゅん)の婿養子となります。
やがて近江国へ進攻してきた羽柴秀吉(はしば ひでよし。後の豊臣秀吉)に仕えて各地を転戦、数々の武功によって5,000石の領主に出世、秀吉から甥・羽柴秀次(ひでつぐ)の補佐役に抜擢されました。
若い頃から気さくな性格と熱心さで民衆や神様に愛されてきた久兵衛は、秀次が近江八幡43万国の大大名となった天正十三1585年、その筆頭家老として大いに政治手腕を発揮するのでした。