幼馴染みから政治の犠牲に…日本最古の悲恋・十市皇女と高市皇子の純愛をさまざまな角度から考察【前編】

| Japaaan
幼馴染みから政治の犠牲に…日本最古の悲恋・十市皇女と高市皇子の純愛をさまざまな角度から考察【前編】

先日奈良を訪れた際、ふと思い立って高畑界隈を散策し、久しぶりに新薬師寺を訪ねてみました。

同寺は、747(天平19)年、光明皇后(藤原光明子)が夫である聖武天皇の病気平癒を祈って創建した寺院です。

聖武は奈良時代における最重要人物の一人であり、小・中学校の社会科教科書にも、国分寺の建立や大仏造立といった仏教関連事業、あるいは墾田永年私財法などの税制政策を実施した人物として登場します。

そのような聖武と光明子の“愛の寺”ともいえる新薬師寺には、ご本尊である薬師如来坐像をはじめ、十二神将像など、奈良時代を代表する国宝の仏像が安置されています。

新薬師寺(撮影:高野晃彰)

こうした仏像を鑑賞できるひとときは、まさに至福の時間ですが、実は筆者が新薬師寺を訪ねるもう一つの目的があります。いえ、もしかすると、それこそが本命なのかもしれません。

その目的とは、新薬師寺の門前にひっそりと佇む、小さな社・比賣神社(ひめじんじゃ)への参拝なのです。

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