「生まれ変われるなら 女がいいからさ」
絵に彩色しながら、つぶやく歌麿(染谷将太)。
第26回放送の「べらぼう」のサブタイトルは、『三人の女』。蔦重に深く関わり合いがある、三人の人物との微妙な人間模様が描かれていました。
【べらぼう】三人の女、つよ・てい・そして歌麿…そうきたか!歌麿の心情に視聴者もらい泣き母親のつよ(高岡早紀)、妻のてい(橋本愛)の“二人の女”。そして、三人目は、歌麿のことを指していたことに驚いた人が多かったようです。
蔦重が「ばばあ」呼ばわりする毒親つよは、押しが強くて図々しいけれど、人との距離をあっという間に詰める能力を持ち、巧みに客をあしらう才を持っています。
そんな母親を見て、「あのばばあ、人の懐にへえるの恐ろしく上手くねえですか?」という蔦重でしたが、彼自身も「するっと人の懐に入る」のが上手い。まさに母親譲りだったようです。
今回は、『三人の女』の中から、人の秘めたる想いに鈍感な蔦重のせいで、複雑な心情にさせられた “二人の女”、「てい」と「歌麿」に注目してみました。