「仇を…仇を討っておくんなんし!」
振り絞るように声を出した、誰袖(福原遥)の願い。
大河「べらぼう」第28話『佐野世直大明神』で、とうとう佐野政言(矢本悠馬)による田沼意知(宮沢氷魚)への刃傷事件が起こってしまいました。
【べらぼう】なぜ佐野政言は田沼意知を斬ったのか?史実資料から実際の犯行の動機を解説その事件は“仕組まれた陰謀”だと知る由もない極貧生活に疲れ果てた庶民は、「自分らの生活が苦しいのはこいつのせいだ!」と扇動されると、冷静な判断を失い作られた「幻の英雄」を拝むように。
突然の意知の死に衝撃を受ける誰袖(福原遥)、田沼意次(渡辺謙)、「裏で糸を引いている者がいる」と気が付く蔦重(横浜流星)……それぞれによる、意知の無念を晴らす「敵討ち」が始まります。
現代の世相にもかぶる波乱の今回を振り返りつつ、仕組まれた罠とそれに立ち向かうそれぞれの心情と決意を考察してみました。