メトロポリスから現在まで、なぜSFには女性のロボットが多いのか? (2/8ページ)

Kotaku

『ターミネーター』のT-800や『エクス・マキナ』のエイヴァなど、AIを持つロボットには人間の女性や男性の姿形をしたものが数多く存在します。

観客もそういったことが当たり前という認識ですが、io9のチャーリー・ジェーン・アンダーソン記者は「実際のところAIに性別は必要ない」と主張。にも関わらず、何故女性AIが多いのでしょうか......?

体が必要な場合があるとすれば、それはある種のタスクをこなすことを目的としてデザインされた場合。つまり、AIに性別が必要な理由は、人間との相互関係にあると考えられます。事実、AIの性別はユーザーに起因していることが多いです。AIが己の目的のために男性や女性のアイデンティティーが必要とされる唯一の理論的な理由は、法もしくは道徳により人間らしくなる必要があるからと考えられます。


コンピュータが話す相手によって性別を選ぶ様子が最も興味深く描写されているのは、1966年に出版されたロバート・A・ハインラインの『月は無慈悲な夜の女王』でしょう。この作品に登場する高性能コンピュータのマイクには、ミシェールという女性人格があるのです。


この透けた体にこそ魅力が詰まっている


近年公開された『エクス・マキナ』にはAIのエイヴァが登場します。エイヴァは元バレリーナのアリシア・ヴィキャンデルが演じており、その身体能力を最大限に発揮し、動きは完璧すぎるほど滑らか。それに加え、見とれるほど美しい動きと潤んだ大きな目、囁くように穏やかな声をしています。

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