メトロポリスから現在まで、なぜSFには女性のロボットが多いのか? (1/8ページ)
過去を振り返ると、SFには女性のロボットが多く登場します。これはなぜなのでしょうか?
以下より、io9のチャーリー・ジェーン・アンダーソン記者による考察をどうぞ。「脚本家が男だからだろう」なんて野暮なことは言わず、じっくり読んでみてください。
なお、本記事には映画『エクス・マキナ』、『her/世界でひとつの彼女』、ドラマ『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』、『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』などのネタバレが含まれています。

本来、性別は必要ない?
1927年、フリッツ・ラング監督のディストピア未来都市を舞台にした映画『メトロポリス』が公開され、「映画至上最も美しいロボット」と言われるアンドロイドの「マリア」が生まれました。彼女が人々に与えた影響力は凄まじく、その証拠に彼女の出現以降、ヒューマノイドを想像する際に「女性だったら...」と発想させるようになったのです。
『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』の戦闘ロボットや『宇宙家族ジェットソン』のお手伝いさんロージー、最近だと『サラ・コナー クロニクル』に女子高生の姿をしたターミネーターや、『her/世界でひとつの彼女』のOS音声が女性の性別を持つAIとして登場しています。
しかし、よく考えてみれば、人工知能に性別は必要ありません。極端に言えば、肉体すら不要なのです。