メトロポリスから現在まで、なぜSFには女性のロボットが多いのか? (3/8ページ)

Kotaku


ストーリー中盤、人工知能のエイヴァを人間らしくする上で、女性らしさがどれほど重要なのかということ、また人間と相互関係を結ぶ上で、そのフェミニズムが純粋に存在しているものなのか? という話題が出ます。


エイヴァの体は、有名なIT企業の社長であるネイサンという男性によって創造されたもので、彼女が持つアイデンティティーは外面上の女性らしさと関係がありません。彼女は課せられた試験をクリアするために、その女性らしさを最大限利用しますが、それ以外に女性である理由は特に見当たらないのです。


ダンスと性サービスを提供するこの女性は一体...?


本作は男性色の強い作品であり、ケイレブとネイサンというタイプの異なる男性2人の女性に対する態度は、エイヴァとの相互関係を通して観客に伝えられます。エイヴァは彼らの態度を映し出すレンズにすぎません。


しかし、『エクス・マキナ』において発生する多くのドラマは、エイヴァのチューリング・テストの相手として選ばれたケイレブが、AIのエイヴァを「苦悩の乙女」と見てしまうだけでなく、その麗しい外見に性的な魅力を感じてしまうという事実から発生するのです。これは人工物との関係の確信と言えるでしょう。


私たちは、例えAIがより複雑で異なる概念を持っていると理解していても、そのユーザーインターフェースを「彼ら自身」として見たいと感じているのです。

確かに、AIの外見は、製造者が作った容器にすぎません。

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