重大病が見つかるチェックリスト「尿漏れ・頻尿」 (1/4ページ)
夏の旅行やレジャー、帰省などでお出かけする機会が多くなる季節です。しかし、外出の際に「尿漏れ」や「頻尿」が心配だという方、実は意外に多いのではないでしょうか?
「尿漏れ」は、自分の尿意とは関係なく、尿が漏れてしまうことです。「人に言うのは恥ずかしい」と、ひそかに悩んでいる人も少なくありません。子供を産んだ女性に多く見られ、成人女性の3人に1人は尿漏れを経験しているとの報告がありますが、男性でも高齢になると生じることが多く、尿漏れは男性にも関わる問題だということに注意しなければなりません。
尿漏れが頻繁に起きるようになると、パッドが手放せなくなるうえに、「恥ずかしい」「漏れた尿のニオイがするのでは」といったことが気になり、外出するのがおっくうになります。そうして家に引きこもりがちになると、全身の運動量が減るため、筋肉が徐々に衰えていきます。筋肉の中には、「骨盤底筋」と呼ばれる、排尿機能に関わる重要な筋肉がありますが、出産や加齢によって衰えた「骨盤底筋」が、運動量減少によりさらに衰え、尿漏れがひどくなるという悪循環をたどります。
さらに尿漏れには、夜間に何度もトイレに行きたくなる「夜間頻尿」を伴うことがあります。実はこれがクセモノなのです。東北大学医学部泌尿器科の研究チームは、「夜間、トイレに行く回数が多い高齢者ほど死亡率が高い」という、衝撃的な調査結果を発表しています。その研究によれば、夜間の排尿回数1回以下の人を1とした場合、2回の人では死亡率が1.59倍、3回の人は2.34倍、4回以上の人になると3.60倍にまで高まるそうです。しかしながら、夜間にトイレに行かなくても済むようにと、就寝前の水分を控えるのも危険です。脱水をきたしやすくなり、その結果、血液の粘度が高まり、血管が詰まりやすくなるため、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
尿漏れは「年のせいだからしかたがない」と放置してはいけません。
では、チェック項目(ページ下部)を見てみましょう。