冷蔵庫2015年モデルの検証シリーズ③ パナソニック『NR-F611WPV』で優雅なキッチンを実現編! (3/10ページ)

おかげで室内の奥の隅々まで見渡せて、広さのインパクトが増す。パナソニックはこれらの機構を総合して“ワンダフルオープン”と名付けた。さらにレールの位置を変更することで、通常逆台形の庫内スペースを真四角に、きっちり隅まで使えるようにしている。そうした細かな工夫も含めて収納容量を増しているのだ。単に収納量が多いだけでなく、しっかり見え、届く使いやすい冷蔵庫。まさにパナソニックの冷蔵庫哲学であり、それを表す機能が“ワンダフルオープン”や”トップユニット方式”なのである。

広くスッキリして見える“ワンダフルオープン”だが、こうした見た目の美しさだけでなく、ケースを外して丸洗いしやすいという実用上の利点もある。とかく汚れがちな野菜室だが、126Lのそれをガバッと外して浴室などに持ち込んで丸洗いできるというのは、清潔好きな人にとっては大きな魅力ではないだろうか。
他社がベアリング式レールを採用しない理由は、おそらくコスト面。一般的なローラー式と比べ、ベアリング式は桁違いに部品コストが上がる。東芝もかつてベアリング式を採用していたが、2014年モデルから廃止。現状、日立が今年から野菜室のみに採用した程度にとどまっている。
パナソニックでは2004年モデルから一貫して野菜室と冷凍室にベアリング式を採用しており、まさにこだわりの機構。要であるレールは1つずつ丁寧に内製されている。