人気ディズニー映画のモデルとなった物語のダークな内容その2 (2/7ページ)

Kotaku


■『ポカホンタス』

異なる文化と言語、人種の壁を超えて、植民者のジョン・スミスとインディアンのポカホンタスが惹かれあうものの、最後は離ればなれになってしまうという、ディズニーには珍しい悲恋を描いた作品です。

本作に登場するジョン・スミスとポカホンタスは実在の人物ですが、ジョン・スミスがアメリカに上陸した30年代半ば、ポカホンタスはまだ10~12歳の子供で、ロマンティックな関係にはならなかったと考えられています(ポカホンタスの直系の子孫であるスーザン・ドネルは著書の中で「ふたりは強く惹かれあっていたと信じている」と主張していますが)。

さらにポカホンタスは誘拐され、クリスチャンの洗礼を受けさせられ、名前をポカホンタスからレベッカに変えさせられ、英国人のジョン・ロルフと強制的に結婚させられたのです。

その後、ポカホンタスは20代という若さで原因不明の死を迎えています


■『美女と野獣』

ディズニーの黄金期に作られた『美女と野獣』は、外見に惑わされない強い意志を持つ、ちょっぴり不思議ちゃんなベルが、迷い込んだ城で野獣と出会い、最後には野獣の呪いを解いてハッピーエンドという作品です。

ディズニーの中では原作に比較的忠実な作品ですが、もちろん変更されている部分もあります。

まず、ガストンという横恋慕キャラが追加されているところ。そして、ベルの父親は商人ではなく発明家に変更されています。さらに、意地悪な2人の姉は省かれているのです。

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