人気ディズニー映画のモデルとなった物語のダークな内容その2 (6/7ページ)

Kotaku


■『ノートルダムの鐘』

ディズニー映画にしては、全体的にシリアスな内容で知られる本作。興行成績は芳しくなかったものの、その映像美と大人向けの内容、美しい音楽が評価の高い作品です。

冒頭、ジプシー狩りを行う最高裁判事のフロローによって、ジプシーの女性が殺されます。それだけでなく、彼は女性が抱えていた醜い顔の赤ん坊まで井戸に落として殺そうとするのです。

いきなり殺人が映し出されるダークな展開ですが、ヴィクトル・ユーゴーの原作とは比較になりません

ジプシーの美しい踊り子エスメラルダは、フェビュス隊長の殺人未遂の濡れ衣を着せられ、魔女裁判の元、死刑を宣告されます。カジモドはエスメラルダを救ってノートルダム大聖堂に匿うも、カジモドのあまりの醜さに顔もまともに見られません。

暴動で混乱状態になった大聖堂にフロローが訪れ、エスメラルダを連れ出し、命と引き換えに愛人になるように迫りますが、エスメラルダは拒否。フロローは衛兵にエスメラルダを引き渡し、彼女は処刑されてしまいます

カジモドは大聖堂の塔の上からエスメラルダが処刑されるのを笑いながら見ているフロローを突き落として殺害。その後、エスメラルダの死体を探し、カジモドは餓死するまで側に居続けたのでした。


■『ヘラクレス』

ギリシャ神話のコンセプトだけを取り入れた作品。

神ゼウスの子であるヘラクレスは、オリンポスの支配をたくらむハデスによって人間界に連れて行かれ、人間になる薬を飲まされてしまいます。

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