人気ディズニー映画のモデルとなった物語のダークな内容その2 (7/7ページ)

Kotaku

ところがヘラクレスは薬を完全に飲み干さなかったため、人間になりきることはなく、怪力が残ったまま人間界で成長。その後、育ての親から自分がゼウスの子供であることを知らされたヘラクレスは神殿へ行き、本当の父親と再会します。

ゼウスから「神へ戻るためには本物のヒーローになれ」と聞かされたヘラクレスは、ヒーローになるための修行を始めるのです。

本作ではヘラクレスと恋仲になるメガラというキャラクターが登場しますが、彼女はヘラクレスの最初の妻であるメガラーがモデル。映画ではメガラはヘラクレスとハッピーエンドですが、ギリシャ神話では悲惨な運命をたどります。

彼女はヘラクレスとの結婚後に子どもを授かりますが(2~8人)、気が狂ってしまったヘラクレスがその子どもたちを殺害。さらには、メガラーも殺されてしまったという説もあります。


■『プリンセスと魔法のキス』

2010年に公開された本作は、2002年に発表されたE.D.ベイカーの小説『かえるになったお姫様』と、グリム童話の『かえるの王さま』がもとになっています。

映画では真実のキスが魔法を解くとありますが、小説ではキスだけに限らず、さまざまな方法が紹介されているようです。

例えば、グリム童話の『かえるの王さま』では壁に向かって投げつける。他の作品では、カエルの首を切り落とす皮を焼くといったやり方で呪いを解くと書かれています。


ソース:ScreenRantYouTube

中川真知子

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